サンリッツ

愛知県名古屋市の「サンリッツ」。中学の軟式少年野球のコーチングならお任せください。

試合結果

試合結果

2024.07.23

第68回中日少年野球大会・ポッカサッポロ杯 名古屋市大会・Sチーム

ブロック準決勝

SUNLITS S  0-1  藤華クラブ
1 2 3 4 5 6 7 8 9
SUNLITS S 0 0 0 0 0 0 1 - - 0
藤華クラブ 0 0 0 0 1 0 - - - 1

時間規定により、7回途中終了。

バッテリー
大矢、水ノ江 ー 長澤

コメント

ブロック準決勝、定刻より10分早いプレイボール。

両チーム共に先制点が大きな鍵を握る。

先発大矢が好調相手打線をどこまで抑えられるか。

 

初回の攻撃は三者凡退。

その裏、大矢は先頭打者にヒットを許し、制球が定まらず。

1outを取った後、連続死球で満塁のピンチを招いた。

しかしここは、落ち着いて追い込み 1-2-3の併殺で切り抜けた。

 

その後の攻撃は、2回、3回とスコアリングポジションに走者を進めるも

あと一本が出ず。4回にも先頭ヒットで出塁するもキャッチャーからの牽制で

チャンスを生かせず。

守備面では3回、1out一塁、エンドランのかかった場面でセンターフライに打ち取った

打球を辻が捕球、一塁への好返球で併殺に仕留めチームを盛り立てた。

 

緊迫した好ゲーム、5回の守り、先頭打者に死球を与えたところで、

大矢から水ノ江にスイッチ。

送りバントと四球で一・二塁、次打者の内野ゴロを後逸、バックアップした外野手も

ボールを弾きバックホーム出来ず。

しかし次打者のスクイズは阻止し最少失点で切り抜けた。

 

6回の攻撃、2outから水ノ江がヒットで出塁し二盗、三盗を決め、4番金田に期待が

集まったが、相手エース川原君の気迫のこもった投球にねじ伏せられた。

 

1点差を追って7回の攻撃、1outから尾川が四球で出塁、すかさず盗塁を決める。

続く長澤の打球はライト前に落ちるテキサスヒット、二塁から尾川が生還し同点とするも、

ここで時間制限で打ち切られ、6回成立までの得点結果で勝敗が決まった。

 

結果は敗戦を受け入れなければならない。しかし負けてはいない。

なんなんだこのルール??

誰もが納得できないだろう。。。

 

監督会議の折にもこのルールに関して、たくさんの問題定義がなされ、長時間の質疑応答が

行われた。

各クラブチームの代表者、部活動顧問の先生方は、選手みんなのために一生懸命発言を繰り返していた。

 

このルールにハマって負けてしまった選手の皆さん、

後味悪い、納得いかない。。。、色んな感情がこみ上げてきたと思います。

人それぞれ感情の持ち方は違うだろうけど、世の中にはこういう理不尽なことは山ほどあります。

 

でもね、目の前で起こった出来事は、これからの人生において必ず意味のあることなんだよ。

もちろん楽しいことや嬉しいことが起こることにも意味があるよ。

 

今回のようなことも含めて、辛いことや苦しいことの中にも君たちを成長させる要素がいっぱいあるよ。

君たちの力ではどうにもならないこともいっぱい出てくると思う。

 

でも自分の感情は自分でコントロール出来るんだよ。

コントロール出来る自分自身を創って行くことがとっても大切!!

 

苦しければ苦しいほど、辛ければ辛いほど、君たちを大きく成長させてくれるからね。

観かたを変えれば、こういう時こそ人生の大チャンスだと捉えたら良い。

長い人生で捉えたら、こういう経験をした人は、心豊かな幸せな人生が待ってるからね。

 

 

自分を大切にすること!

自分を責めないこと!

今自分が出来ることを行動に移すこと!

自分自身ってね、『自分自神』って言うんだよ。覚えておいてね。

 

この大会で君たちが味わったことは事実として残ります。

君たちが味わったことは周りの人たちも観ていました。

大会側の人たちにも必ず伝わるはずです。

 

暑い暑い毎日だった今大会、みんな本当に良く頑張ったね!

胸を張って、次のステージに向かって自分を高めて行って下さい。

 

 

今年からのこのルールは、勝っても負けてもどうにも後味の悪さを残す。

この大会に気持ちを込めて試合をする子供達の姿を大会側はどう見ているのか。

この大会が最後となる3年生も居る。

 

部活動で頑張っているチームの中には部員数も少なくて、3年生も少数、

下級生が先輩の気持ちを感じながらプレーしている姿を観ていると、

このルールで試合終了となった瞬間の子供達の落胆する姿は見るに堪えがたいものがあった。

 

野球の醍醐味、子供達の精神向上など、野球というスポーツの素晴らしさを削いでしまっている。

半世紀以上も続く伝統ある大会、今一度、中日少年野球大会の開催意義を顧みて欲しいと願う。

 

 

  • Heros
  • rakunal
  • クガ接骨院