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21日雨のため順延となった1回戦。

立ち上がりから積極的に打って出るが、なかなか芯に捉えることが出来ず、凡打を繰り返した。

5回、6回のチャンスで、自分のスタイルを活かそうとセーフティバントで揺さぶるものの、もう一つ攻めきれない。みんな相手投手の攻めに差し込まれるケースも見られ、本来のバッティングをさせてもらえず、結局ノーヒットに抑え込まれた。

初回、裏の守りで先頭打者のゴロをショート伊藤がやや躊躇したプレーで出塁を許すと、すかさず盗塁を決められ、２ストライクまで追い込みながらサード佐藤の前にバントを決められ、この処理もやや遅れ一塁送球の間に二塁ランナーはホームを狙う。一塁ベースカバーの里崎の送球がホーム右に逸れ先制を許す。この1点が決勝点となり、勝敗を決した。お互いノーヒットという試合内容。しかし、港北中の初回の走塁は何の迷いもなく思い切った攻撃、見事であった。

この試合でもまた、チームそして個人のテーマに気づかされると同時に、今一度心改めて大切なことに目を向けなければいけない。全ては必要だから起こることとして捉えよう。次に向けてのステップアップです。

康生、良く投げたな。ただこれも野球なんだな。初回の2番打者への3球目（バント）、あの一球をもう一度振り返ってみろよ。